システム構成
- デュアルシステム
同じシステムを2つ用意して常に2つとも同じ処理をする方法です。 - デュプレックスシステム
主系と従系を用意する方法です。- 主系(現用系)
通常時に稼働しているシステムです。 - 従系(待機系)
主系が故障したときに使用するシステムです。
- 主系(現用系)
- バックアップサイト
システムが故障したときに備えて用意された設備です。- ホットサイト
もとの機器と同様の性能を持ち、データも連係しているバックアップサイトです。 - ウォームサイト
予備の機器を備え、稼働時にはデータを読み込むバックアップサイトです。
- ホットサイト
- コールドサイト
最低限の設備のみ備え、稼働時にはハード、ソフトウェアともに用意してから稼働させるバックアップサイトです。 - マルチプロセッサシステム
CPUを複数台使うことにより処理が高速で信頼性があります。- 密結合
すべてのCPUが主記憶装置を共有する方法です。 - 疎結合
CPUごとに主記憶装置を用意する方法です。
- 密結合
- ロードシェアリングシステム
CPUのみならず記憶装置、周辺機器も複数使用して処理の分散を図る方法です。 - クラスタ
別項参照 - ピアツーピア
通信時に各コンピュータに特定の役割があるわけではなくそれぞれが対等の関係で通信する方法です。 - グリッドコンピューティング
遠隔地にある機器を通信で結びつけ一つのシステムとして利用することです。 - 仮想化
ソフトウェアを使って複数のハードウェアをまとめて使用することで実際よりも高性能なものとしてそれらを使うことです。 - クラウドコンピューティング
ソフトウェア、データなどをネットワークを介してサービスとして利用することです。- SaaS
ソフトウェアをネットワークを介してサービスとして利用することです。 - PaaS
ソフトウェアの実行環境をネットワークを介してサービスとして利用することです。 - IaaS
インフラ(システムの稼働に必要なもの)をネットワークを介してサービスとして利用することです。 - FaaS
プログラムの実行環境をネットワークを介してサービスとして利用することです。
- SaaS
- エッジコンピューティング
ユーザーの周辺にクラウドコンピューティング用の装置を分散配置することです。 - マイグレーション(ライブマイグレーションほか)
システムを新しい環境に移し替えることです。