【独学・無料!】基本情報技術者試験(FE)用語まとめ

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数値の表現

  • 符号付き整数の負の数の表現
    • 符号ビット
       符号(正か負か)を表すビットです。
    • 符号と絶対値による表現
       1ビットのみ符号を表しその他のビットで絶対値を表す方法です。
    • 1の補数表現
       対象の2進数の絶対値の1と0を反転させたものです。符号ビットは0が正、1が負を表します。
    • 2の補数表現
       1の補数表現に1を加えたものです。絶対値と足すとオーバーフロー(後の項目参照)して0になります。
  • 小数の表現
    • 固定小数点数
       小数点の位置を固定して数値を表す方法です。
    • 浮動小数点数
       小数点の位置を数値に合わせて移動させて表現する方法です。
        ±(仮数)×(基数)指数 
       で表されます。
       どのような大きさの数値でも同じようなデータサイズで表すために用いられています。
  • 10進数の表現
  • BCDコード
     Binaly Coded Decimal の略です。
     10進数の各桁を4ビットの2進数で表す方法で、別名2進化10進数です。
  • ゾーン10進数
     1バイトを上位4ビットのゾーン部と、BCDコードで表される、下位4ビットの数値部に分けて10進数1桁を表す方法です。最下位の桁のゾーン部は符号を表します。
    • ゾーン部
       コンピューターの文字コードに沿ったデータが入る部分です。
  • パック10進数
     1バイトを上位4桁、下位4桁に分けてそれぞれ10進数の1桁ずつを表します。そのためゾーン10進数より多くの桁を表せます。最下位4ビットは符号を表します。